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京都国際マンガミュージアムにて、企画展「デビュー50周年記念 村上もとか展 『JIN—仁—』、『龍-RON-』、僕は時代と人を描いてきた。」が開催

京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムにて、企画展「デビュー50周年記念 村上もとか展 『JIN—仁—』、『龍-RON-』、僕は時代と人を描いてきた。」が開催されます。
 
スピード感溢れる大胆な描写や、登場人物たちの心情を映し出す繊細な感情表現、先の読めない巧みなストーリー展開など読者に深い感銘を与え続けてきたマンガ家?村上もとか氏。本展では、村上氏のデビュー50周年を記念して、半世紀の軌跡をたどります。総計約330点の原画の展示に加え、本人セレクトによる名場面集、制作の裏側に迫った作品解説コーナーも登場します。

本展は、2022年6月4日~9月25日に弥生美術館(東京都文京区)で開催された展覧会に、京都に関する原画が追加された巡回展です。また、「京都国際マンガ?アニメフェア2023(通称:京まふ)」の連動企画として、京都会場オリジナル企画やイベントが開催される予定です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
 
※本学在学生は学生証の提示により入館が無料になります。
(画像:「JIN-仁—」『スーパージャンプ』表紙 ©村上もとか / 集英社、『六三四の剣』4巻カバーより ©村上もとか / 小学館、『龍—RON—』6巻カバー ©村上もとか / 小学館、「フイチン再見!」より ©村上もとか / 小学館 )

  • 日程

    2023年6月17日(土)~10月3日(火)

    前期:6月17日(土)~8月10日(木)
    後期:8月11日(金)~10月3日(火)
    休館日:水曜日(ただし、7月20日(木)~8月29日(火)は無休)

  • 時間

    10:30~17:30(最終入館は17:00まで)
    ※9月16日(土)17日(日)は、「京都国際マンガ?アニメフェア2023」開催につき10:30~19:30(最終入館は19:00)

  • 会場

    京都国際マンガミュージアム 
    2階ギャラリー1、2、3
    〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
  • 予約

    不要

  • 料金

    無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要(在学生は入館料無料)

京都会場オリジナル企画

京都セレクション

「JIN—仁—」と「龍—RON—」に登場する京都での出来事を描いた原画26点が展示
 

ゲンガノミカタ

原画で鑑賞してこそ発見の多い村上作品をご覧いただくに当たって、「スクリーントーンは「貼るだけ」じゃない!」「この「切り貼り」は何のため?」など10のポイントに絞った〈マンガ原画の観方〉を、実際の村上作品を事例に解説したコーナーで紹介します(同コーナーは、横手市増田まんが美術館などで開催され好評を博した「ゲンガノミカタ」展の「村上もとか」バージョンです)。
 

原画’(ダッシュ)作品

マンガ家?竹宮惠子氏をプロジェクトリーダーとする京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアムの「原画’(ダッシュ)」(コンピュータにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した、精巧な複製原画)プロジェクト対象作家として、2014年度に村上もとか氏の作品35点が原画’(ダッシュ)作品として制作されました。原画と合わせて展示を行うため、前期?後期に1点ずつ紹介されます。

関連イベント①
対談&ライブドローイングイベントとサイン会

「マンガ家人生50年を振り返る」

半世紀の画業を振り返りながら、村上もとか氏自身に、思い出話を語っていただきます。元アシスタントで、現在「侠医冬馬」で共作しているマンガ家のかわのいちろう氏とともにマンガの描き方について実演を交えて解説もいただきます。
また、イベント終了後に、イベント参加者を対象に両氏のサイン会も開催いたします。
 
日時:2023年7月9日(日)13:00~14:30
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
出演:村上もとか氏(マンガ家)
   かわのいちろう氏(マンガ家)
司会:應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム学芸室員)
定員:150名 (先着順)
参加方法:事前申込制(定員に空きがあれば当日参加可)
申込方法:6月1日正午より、京都国際マンガミュージアムWebサイトにて予約開始予定
料金:無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要です

関連イベント②
村上もとか講演会とサイン会

「フィクションの中の現実性」

 村上もとか氏のマンガには、実在した歴史上の人物や、当時の生活、風習、方言などが多く描かれています。特に医療の知識や歴史背景については専門家レベルの領域に達しているといっても過言ではありません。
このトークショーでは、村上もとか氏に、作品を描く際にリアリティを求める為の準備?調査がどのように行われているのかを中心にお話いただきます。
また、イベント終了後に、イベント参加者を対象に村上もとか氏のサイン会も開催いたします。

日時:2023年9月16日(土)13:00~14:30
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
出演:村上もとか氏(マンガ家)
司会:應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム学芸室員)
定員:150名 (先着順)
参加方法:事前申込制(定員に空きがあれば当日参加可)
申込方法:8月1日正午より、京都国際マンガミュージアムWebサイトにて予約開始予定
料金:無料 ※ミュージアムへの入館料は別途必要です

村上もとか(むらかみ?もとか)

(村上もとか氏近影  撮影:大橋 愛)
1951年、東京都世田谷区生まれ。高校卒業後、望月あきら(「サインはV!」)のアシスタントをつとめたのち、手塚治虫主宰の伝説的マンガ雑誌『COM』に作品を投稿(佳作入選)。1972年、21歳のときに『週刊少年ジャンプ』(集英社)掲載の「燃えて走れ!」でデビュー。デビューから数年間は“タイヤもの”を描いて高い画力を評価されたが、その後はクライミング、剣道、ボクシング、日中近代史、医療、少女マンガ史など、さまざまなジャンルの作品を描いて、実力派マンガ家として活躍。2011年、「JIN—仁—」で第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞など、受賞多数。マンガ家仲間と株式会社ぽけまんを結成、代表をつとめる。チャリティーオークションを開催するなど、マンガを通じての社会貢献にも力を注ぐ。
代表作:「六三四の剣」(小学館)、「龍—RON—」(小学館)「JIN—仁—」(集英社)「侠医冬馬」(集英社)

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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