研究活動

グローバルスタディーズ学科の教員 清水貴夫が主催するシンポジウム「?アフリカにおける宗教性と「政治」?「社会」 —「ライシテ」概念の運?をめぐって—」が開催

国際文化学部グローバルスタディーズ学科教員で文化人類学者の清水貴夫が主催し、京都精華大学アフリカ?アジア現代文化研究センターが後援するシンポジウム「?アフリカにおける宗教性と「政治」?「社会」 —「ライシテ」概念の運?をめぐって—」が開催されます。
 
このシンポジウムは、文化人類学とアフリカ地域研究を専門分野とする清水の研究活動の一環として、多数の専門家をパネリストとして招いて実施される研究発表会です。本学からは、人間環境デザイン専攻教員のウスビ?サコと国際文化学部非常勤講師の阿毛香絵がパネリストとして登壇し、西アフリカにおける宗教性と社会性について講演。総括として、大学院人文学研究科客員教員の和崎春日が参加します。
 
事前申込不要で、どなたでもご参加いただけるシンポジウムです。「ライシテ」に関する研究をしている方、聞いたことはあるけど詳しくは知らないという方、西アフリカの宗教と政治の関係に興味がある方は、ぜひお越しください。

シンポジウム「?アフリカにおける宗教性と「政治」?「社会」 —「ライシテ」概念の運?をめぐって—」

日程:2024年11月9日(土)
時間:13:00~18:00(12:30開場)
会場:稲盛財団記念館3階 大会議室
   〒606-8304 京都府京都市左京区吉田本町
    稲盛財団記念館(京都大学WEBサイト)
趣旨説明
   清水貴夫(本学国際文化学部グローバルスタディーズ学科 教員)
    「西アフリカの人びとの日常から「ライシテ」概念を再考する」
パネリスト
   内山智絵(上智大学イスラ-ム地域研究所 特別研究員)
    「『世俗国家』セネガルによるイスラーム?アラビア語公教育の特徴とは」
   ウスビ?サコ(本学デザイン学部人間環境デザイン専攻 教員)
    「子ども?若者の視点から考える社会開発:マリのライシテの再構築を探る」
   池邉智基(独立行政法人日本学術振興会 東京大学総合文化研究科 特別研究員)
    「セネガルにおける反同性愛運動を構成する複数の言説:イスラーム、ライシテ、脱植民地化」
   伊東未来(西南学院大学国際文化学部 教員)
    「大文字のライシテと人びとのライシテ:マリにおける家族法改正反対運動から」
   中尾世治(京都大学大学院 アジア?アフリカ地域研究研究科 教員)
    「ヴォルタ川流域のムスリムのいわゆる「平和主義」:植民地統治期以前からのイスラームと政治の関係につ いて」
   阿毛香絵(京都大学大学院 アジア?アフリカ地域研究研究科 教員 / 本学国際文化学部非常勤講師)
    「「教団共和国」を問い直す:仏語圏アフリカ研究における国家とイスラーム市民社会(という言説生成の場)」
総括:和崎春日(本学大学院人文学研究科 客員教員)
申込:不要
 
主催:科研費 基盤(B)「現代西アフリカにおけるライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(代表:清水貴夫)
後援:京都精華大学アフリカ?アジア現代文化研究センター、科研費 若手研究「「情報提供者」からみたアフリカ史研究史:ローカルな知識人と研究者の邂逅と知の流通」(代表者:中尾世治)、科研費 特別研究員奨励費「スマホ時代のセネガルにおける新たなリテラシー能力とウォロフ語の言説空間」(代表者:池邉智基)

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