京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学（文学修士）。『日本美術史を学ぶ人のために』（共著）、『中国の美術 見かた?考えかた』（共著）、など。

公的には仏像を中心に仏教美術を研究、私的には陶磁器を中心に骨董や民芸品を愛好しています。これは美術工芸品には、いわゆるパブリックアートと生活の中でこそ生きるものの二つがあることを反映していると思います。すぐれた美術品に触れることは本当に楽しいことです。幸い関西地方には古社寺?庭園?美術館?古美術店が目白押しです。ぜひ講義を聞いたり本を読むだけでなく、実際に足を運んで実物を見てください。そしてさらに世界の美術にも目を向けていってください。