吉岡 恵美子 YOSHIOKA Emiko
- 専門分野
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現代美術 / キュレーション
- 所属
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- 芸術学部 共通教員
- 教学担当副学長
経歴?業績
国際基督教大学教養学部卒業。カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校人文学部修士課程修了。2014年まで金沢21世紀美術館でキュレーターとして勤務。企画した主な展覧会は「Alternative Paradise ~もうひとつの楽園」(2005~06)、「我が文明:グレイソン?ペリー」(2007)、「高嶺格:Good House, Nice Body」(2010~11)、「内臓感覚—遠クテ近イ生ノ声」(2013)、「知らない都市—INSIDE OUT」(2015)、「本の空間—ざわめきのたび」(2015~16)、「亡霊—捉えられない何か」(2016)、「アスピレーションズ—8つの扉」(2018)、「京都精華大学ギャラリーリニューアル記念展:越境—収蔵作家とゲストアーティストがひらく視座」展(2022)、「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー?ソウエン」(2013)など。大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 枯木又プロジェクト(2015、18、22)、瀬戸内国際芸術祭高見島プロジェクト(2016)の企画協力をつとめる。美術館連絡協議会カタログ論文賞「優秀論文賞」受賞(2007)。新聞雑誌等への展覧会レビュー執筆等、批評活動も行う。
メッセージ
現代美術を学び、実践し、批評や企画を展開していくうえでは、表現や表現者と向き合い、感じ、問いかけ、「対話」を交わすことが基本です。その表現が生まれたことの意味を考え、コンテクストやメッセージを読み解き、さらに自分の言葉や視点でまとめるということは、自己に対しても真摯に向き合う態度が不可欠で、それはある意味、人間としての深度を問われることともいえます。