マンガ?アニメから伝統文化まで、日本文化を通じて世界とつながる
めざせる職業
主な就職先
● 登録日本語教員、図書館司書、博物館学芸員
科目PICK UP
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伝統文化論
伝統文化がつくられ継承される仕組みとその背景について考察します。社会的な機能や、近代以降の変容について知識を得て、現代における伝統文化の意義を確認します。
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サブカルチャー論
マンガ、アニメ、2.5次元舞台、ライトノベル、ドラマや映画、ポピュラー音楽、アイドルといった、互いに絡み合う現代日本の大衆文化に焦点を当てて学びます。
4年間のながれ
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1年次
FIRST
「言葉の力」を伸ばし、 大学で学ぶための 基盤をつくる
1年次は大学で学ぶための基礎を身につける期間です。人文学の学びに不可欠な「言葉」の力を身につけるために、少人数のクラスに分かれて、文章を読み、話し、書く力をやしないます。また、歴史や文学、社会、国際、日本文化の多様な切り口から物事を考える経験を積み、自由な視点を育てます。
異文化を知るための外国語学習も重視しています。
学べる語学 : 英語、韓国語、フランス語、スペイン語、中国語 -
2年次
SECOND
学外での本格的な フィールドワークへ
並行して長期フィールドワークに向けて教員の指導のもと計画を立てます。後期からは半年間、キャンパスを離れて現地調査を行います。この経験で得られるのは、自ら考え、実践し、他者に伝える力。将来どのような道に進んでも生かせる、たしかな力と自信です。
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3年次
THIRD
専門科目とゼミで知識を広げ思考を深める
長期フィールドワークの調査報告をまとめると同時に、各コースの専門科目で深い知識と研究方法を身につけます。また、少人数のゼミに所属し、文献の読解やテーマに関する調査の発表やディスカッションに取り組みます。対話を通じて多様な意見に触れながら、思考を深めていきます。
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4年次
FOURTH
4年間の学びを卒業論文として発表する
4年間の学びの集大成となる、卒業論文を執筆します。書き上げた卒業論文は、2月に行う卒業制作?論文発表展で全員が展示します。学内外の人から客観的な意見をもらうことができる貴重な機会です。
4年間で身につく能力
- 日本や海外の文化の魅力を発信する力
- 多様な文化を比較し、多様性を理解する力
- 文化?社会的背景に精通した日本語教育の力
専門科目の特徴
多角的な視点で 日本について学び 新しい発見につなげる
<選択科目>
選べる4つのゼミ
長期フィールドワーク
日本文化を見つめ直し、 世界に通じる魅力を 再発見する

調査の事例
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京都×ポピュラー?カルチャー
本学が管理?運営を担う京都国際マンガミュージアムを拠点に、京都におけるポピュラー?カルチャーのあり方を調査?研究します。
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京都×日本映画
かつて「日本のハリウッド」とよばれた京都は、日本映画に関する歴史の宝庫です。撮影所?映画館?大道具など、日本映画の歴史を調査?研究します。
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京都×伝統文化
京都で生まれ、現在も形を変えながら継承されている伝統文化?産業について、工房をはじめとする現場に赴いて調査しながら現状を探ります。
卒業論文
4年間の学びの集大成。 表現の大学ならではの展覧会も開催

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アイドルオタクから見る『ガールクラッシュ』の需要—女性が求める女性像とは
近年、オタク市場の規模拡大により、オタクたちの中でさまざまな言葉が生み出されている。「推し」や「推し活」など、オタクにとっては必要不可欠な言葉が出現する中で、「ガールクラッシュ」という言葉があるのをご存知だろうか。「ガールクラッシュ」とは、同性である女性が思わず惚れ込んでしまうような魅力を兼ね備えた女性のことを指す言葉である。この言葉が主に使用されているのは、オタク市場の中で、最も時間もお金もかける傾向が強い「アイドルオタク」である。この論文では、アンケート調査を用いて「女性アイドルオタク」を中心に「ガールクラッシュ」な女性アイドルに求められる特徴や魅力について調査する。調査結果から女性たちが「ガールクラッシュ」に何を求めているのか明らかにし、女性が求める女性像について明らかにしようとするものである。
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地場産業における流通構造の変遷 —展示会とオープンファクトリーイベントがつくりあげる新たな流通のかたち
本研究は、2000 年代以降の地場産業品の流通において作り手が問屋(卸売業)を介さずに小売店や使い手(消費者)へと商品を届けることが一般化した点に着目し、その要因として旧来の問屋業の衰退と、新たな商談の場となる展示会とオープンファクトリーイベントの台頭について考察した。伝統的な地場産業の生産?流通?販売を整理するうえでは、京友禅の流通構造を参考に細分化された分業体制の特徴をまとめた。また、問屋を介さない新たな流通については商品企画やマーケティング上の課題についても整理した。そのうえで、旧来の問屋が衰退しても、商品と情報を伝達する役割は今後も必要となると結論づけた。また、新旧の流通構造に関わる当事者に実施したインタビューで複数の関係者が「対話」をキーワードとして挙げていた点に着目し、地場産業品の流通においてものづくりの背景を伝える役割がさらに重要となる点を今後の課題としてまとめた。
その他の論文テーマ例
● 『AKIRA』(アニメーション)はなぜ世界中でヒットしたのか
● アニメ「けいおん!」における聖地巡礼の経済効果とその利点と欠点
特待生制度
4年間の授業料を全額免除する特待生制度
人文学部入学試験成績優秀特待生

英語要件を満たした学生全員に、毎年50万円を給付
人文学部国際教養学科 英語資格取得365体育博彩_365体育投注【中国科学院】
総額200万