洋画専攻教員で美術家 安喜万佐子とウォーキングアーティスト Hamish Fulton氏による二人展「WALKING JOURNEYS」が、イギリス ロンドンで開催

安喜万佐子は、洋画専攻で教鞭を執る傍ら、美術家としても活躍しています。天然鉱物や顔料を用いたテンペラ技法など、近代以前の手法を現代美術に取り入れた大判絵画の制作を中心に、環境や自然、社会と人間の身体、意識、記憶との関わりを描き出す作品を国内外で発表し続けています。

 

Hamish Fulton (ハミッシュ?フルトン)氏は、ウォーキングアーティストとして世界的に知られるイギリスの作家です。「歩くこと自体がアートである」という理念のもと、世界各地を旅し、その経験をもとに作品を制作しています。旅の中で心を動かされた風景を写真やテキストとして抽出し、それらを本や展示、インスタレーションの形で発表しています。

 

本展「WALKING JOURNEYS」は、地球と向き合い、歩行という身体的な経験から生まれる作品を発表し続ける日英二人の作家による展覧会です。
機会がありましたら、ロンドンでの展示をぜひご覧ください。