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社会連携

京都精華大学「京都の伝統産業を表現するビジュアル研究」 職人文化が包含する歴史や風土、継承の重みを表現したポスターを 京都市内各所に掲示

京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:ウスビ?サコ) では、京都の伝統産業を国内外に発信する「京都の伝統産業を表現するビジュアル研究」を実施しています。その一環で、職人文化が包含する歴史や風土、継承の重みを表現したB0変形サイズのポスターを作成しました。本ポスターは、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅に11月13日(金)?12月13日(日)のあいだ掲示されます。
本プロジェクトは、本学教職員と、和鏡製作工房「山本合金製作所」の5代目 山本晃久氏による共同研究事業「京都の伝統産業を表現するビジュアル研究」の一環で実施するものです。無形の文化資産である「京都の伝統産業」を、より多くの人に魅力的に伝える新たなビジュアル表現をめざして研究を行っています。
 
研究メンバーには、本学人文学部教員で伝統産業イノベーションセンター長の米原有二を筆頭に、デザイン学部教員の志萱晃一、事務職員で在学生のキャリア支援などに携わる出口尚宏が参加。さらに、国内で唯一の和鏡製作工房である「山本合金製作所」の5 代目 山本晃久氏を研究分担者としました。
本ポスターは、山本氏へのインタビューを中心とした、オーラル?ヒストリー研究を手掛かりに制作したものです。職人文化が包含する歴史や風土、継承の重みといった要素を視覚的な表現に盛り込み、「和鏡づくり」の伝統を、国内外の人に伝えることをめざしています。
■ 掲示概要
時期:2020年11月13日?12月13日
場所:京都市営地下鉄「烏丸御池」駅
 
■ ポスターテーマ
「京都の鏡師:山本晃久?山本合金製作所」
国内で唯一手仕事による和鏡?神鏡?魔鏡を製作する山本合金製作所の5代目の山本晃久氏を撮影。神社の御霊代鏡や御神宝鏡の製作、博物館所蔵の鏡復元等に携わっている。

京都精華大学伝統産業イノベーションセンター

京都精華大学伝統産業イノベーションセンターは、これまで本学が培ってきた伝統産業の知見を集約し、より活発な教育?研究活動に還元するために2017年に設立しました。伝統工芸講座や社会連携プロジェクト、伝統産業研究など、幅広い研究活動に取り組んでいます。2018年度には「持続可能な社会に向けた伝統文化の『表現』研究」が、「平成30年度 私立大学研究ブランディング事業」に採択。国内外の協定機関と協働してマテリアル、コミュニティ、ヒューマンの3つの視点から、複数のプロジェクトに取り組んでいます。

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