3月22日「京都精華大学WEBオーキャン」で実施した、Live配信企画「学長や先輩にきいてみよう!—公開質問会—」の記録を公開します。
この企画は、3月22日に予定していたオープンキャンパスが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止となったため、大学に来なくても京都精華大学のことを知ってもらえるよう、予定を変更して開催したものです。
高校生のみなさんが、「そもそも大学に行った方がいいのかな?」「夢がみつかっていない場合はどうすればいい?」など、大学進学に関するモヤモヤや素朴な質問を、ウスビ?サコ学長や在学生に直接聞ける機会となりました。
Liveの時間内にお答えできなかった質問には、「3/22 WEBオーキャンに寄せられた質問への回答一覧」からご覧いただけます。
この企画は、3月22日に予定していたオープンキャンパスが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止となったため、大学に来なくても京都精華大学のことを知ってもらえるよう、予定を変更して開催したものです。
高校生のみなさんが、「そもそも大学に行った方がいいのかな?」「夢がみつかっていない場合はどうすればいい?」など、大学進学に関するモヤモヤや素朴な質問を、ウスビ?サコ学長や在学生に直接聞ける機会となりました。
Liveの時間内にお答えできなかった質問には、「3/22 WEBオーキャンに寄せられた質問への回答一覧」からご覧いただけます。
自己紹介
司会 それでは時間になりましたので、「京都精華大学webオーキャン 学長や先輩にきいてみようー公開質問会—」を始めたいと思います。司会の京都精華大学広報グループの島本です。よろしくお願いします。
今回の配信では京都精華大学の学長と学生3名がみなさんの大学に関する質問や相談にお答えしていきます。事前にいただいたご質問からお答えしていく予定ですが、リアルタイムでいただいたコメントにも回答していきたいと思いますのでみなさんどしどしご質問をお寄せください。この配信は1時間ほどで終了する予定です。
では早速ですが今日答えてくれるみなさん、簡単な自己紹介からお願いします。
ゆみしさん 人文学部文学専攻の、4月から3年生になるゆみしです。よろしくお願いします。
サコさん 京都精華大学学長のウスビ?サコです。よろしくお願いします。
しょうちゃん デザイン学部グラフィックデザインコース、次2年生のしょうちゃんです。よろしくお願いします。
みずきちさん 芸術学部映像専攻、次4年生になりますみずきちです。よろしくお願いします。
司会 今日はこの4人が質問に答えてくれます。早速ですが1つ目、事前に寄せられた質問です。
高校3年生?京都府 ネットの湯さん より
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- 「自分はマンガ家をめざしているのですが、みなさんは将来の夢をいつの段階で決めていましたか?」
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司会 この質問、最初サコさんから聞いてみたいと思います。
サコさん ネットの湯さん、こんにちは。質問ありがとうございます。そうですね、私個人的にはまだ自分の夢を追い続けている状態なので、私の答えは後回しにして、まず現役のみなさんから答えてもらいたいなと思います。みずきちさんからいこうか。
みずきちさん 私が将来の夢を決めたのは、小学生のころですが、当時から絵を描くことがとても好きで、将来は画家になりたいなと思っていました。高校は美術コースに進み、いま京都精華大学に在籍しています。もともと京都精華大学では、油絵をやりたいなと思っていました。芸術学部は専攻が分かれるのが2年生からなので、1年生の間は様々な専攻の授業を体験できます。そこで映像というものに出会って、映像ってすごく楽しいんだなということに気が付きました。それでいま映像専攻にいるんですが、将来は映像で作品を作っていきたいと思っていて、大学に入ってから(将来の夢が)変わりました。みなさんはどうですか?しょうちゃん 幼いときの将来の夢って“ケーキ屋さん”とか“お花屋さん”とか“かき氷屋さん”になりたかったんですけど。
サコさん メシばっかりやな(笑)。
しょうちゃん ごはんばっかりなんですけど(笑)、小学生くらいのときにデザイナーになりたいなあというアバウトな夢を持って、それは変わらずに大きくなり、京都精華大学でグラフィックデザインを学びたいと思ってきたんですが、周りのいろんな友だちと触れ合うたびに「自分がなりたいデザイナーってなんなんやろう」と改めて考えるようになりました。ゆみしさん 具体的な職業はパっとでてこないんですが、この前大掃除していたときに小学校のときの文集みたいなものを見つけて、そこに「自分の言葉を伝える仕事がしたい」みたいなことが書いてあって、あ、それは今もそうやなと思うので、小学校のときからアバウトに自分の言葉で周りに表現する活動であったりとか、より良くしていく活動であったりとか、当時から同じような目標を持って動いていると思います。サコさん なるほど…。ゆみしさんも言っていたように、みなさん大体小学校のころから夢というものをある程度、ぼんやりと持っていて大学に入ってからも磨き続けるというのが重要で、夢っていうのは“あって、終わる”あるいは“それしかない”ということは無くて、入る環境の周りの刺激を受けては変わっていくと。京都精華大学と関わることがあれば、またいろんな夢をみてほしいなと思います。司会 ネットの湯さん、参考にしていただけましたでしょうか。引き続き次の質問に行きたいと思います。
高校3年生?さなえさん より
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- 「私は芸術について語り合えるような友だちがほしいのですが、周りには“とりあえず好きなことをやっている”という人が多いです。具体的にどうすれば、 興味のある分野のまじめに話せる友だちができますか?」
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司会 これは芸術学部のみずきちさん、どうでしょう。みずきちさん 京都精華大学には芸術について語り合えるひとはたくさんいるなあと思っていて、自分から積極的に動くことで、得られると思います。例えば、芸術学部では専攻に分かれるのが2年生からなので、1年生のうちはいろんな専攻に進む人たちと一緒に勉強していくので、そこでいろんな友だちができました。また、全学部が共通で受ける授業があって、グループワークをした際にいろんな人と知り合いました。そういったところにもチャンスがあるので、自分から積極的に動くことが大切だなと感じていますね。
サコさん さなえさんのこの質問はすごくいいなと思っているのですが、先にちょっとみずきちさんの言葉に補足すると、先ほどの全学部が取る授業というのは「大学入門」という授業があって、1年生全員が取る授業ですね。もうひとつは芸術学部の1年生全員が取る授業で「体幹教育」というものがあります。みなさんがいろんな素材に触れたり、いろんな手法や技法に触れたりすることで、自分が芸術に対してこう思ってきたんだけど、いろいろなものに触れることによってその方向性が変わってきたり、みずきちさんもそうだったもんね。
みずきちさん そうですね~。
サコさん (したいことは)絵だと思ってきたけど、映像屋さんになっちゃった(笑)。こういう風に、大学っていうのは刺激を受け続ける場所だと思うんですよね。ゆみしさん 私は、演劇の部活をやっていて、そこで同じ作家や脚本家が好きな人と出会って、一緒に演劇を見に行ったりだとか、なにかを一緒につくるということをやっているので、部活に入るというのもひとつの手かな、と思いますね。
司会 ありがとうございます。どうでしょうか、さなえさん参考になりましたでしょうか。では次の質問です。
お名前なしの既卒の方 より
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- 「京都精華大学の、ほかの関西の芸大美大に無い魅力ってなんですか?」
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司会 デザイン学部のしょうちゃん、どうでしょう。しょうちゃん はい。ぼくはまだ入学して1年なんですけど、高校3年生のとき京都精華大学以外にどこの大学を受けるか迷っていました。最終的に京都精華大学に決めたのは、先生と学生の距離感が近いと感じたこと、お互いの思っていることや、考えていることを言い合うことで自分がどう考えているのか整理したり、先生方が言ってくれることで自分が気付けなかったことに気が付けたりってことが、すぐにできるところがいいなと思いました。また、ここは山に近いので自然が多いのがいいなと思っていて、やっぱりものをつくるときは自然から学ぶこととか、自然から何か取り入れて、自分の作品に活かしていくこととかは大事かなと思うので、環境にも恵まれているし、人の面でもいいなと思って京都精華大学に進学を決めました。サコさん おお、なるほど。ちょっとひとこと加えたいのですが、確かにそうですよね。大学っていうのは単に授業を受けるためだけじゃなくって、そこに自分の身を置くことで成長したりとか、自分自身が変わったりするっていうのはその時にどういう環境にいるのかっていうのが非常に重要です。京都精華大学にはいわゆる美術系以外の学部もあるし、そういうところからの刺激もあります。またみなさんのように、クリエイティブ、ものを創造する、なにもないところから新しいことを発想していくときに自然環境というのは非常に重要だと思う。あとは京都精華大学の先生たちの距離の近さっていうのは、私自身教員として初めて来たときは“大家族感”がありましたね。なんだかアフリカの集落に来たみたいな。建物もなんだか集落っぽくない?(笑) そういうところから非常に安心感はありますよね。居場所ができる。ここにいたら自分自身が自分と向き合えるんだ、というところが大学環境として重要なのではないかなと私は思っています。司会 はい。今日は「Webオーキャン」ですが、ぜひまた実際にキャンパスに来てほしいなと思います。では次の質問に行きたいと思います。
高校2年生?兵庫県 やしろさん より
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- 「わたしはもうすぐ高3になるのに、まだ行きたい大学が決まっていません。そもそも自分が何をしたいのか、分かっていません。いま何をすべきでしょうか。」
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司会 人文学部のゆみしさん、お願いします。ゆみしさん うーん。でも何かしたいはずなんですね。自分の近くの目標からとりあえずやっていって、興味のあることは全部やっていって、というのをやっていく。私本当にいろいろやっているんです。人文学部の支援チームCASAって団体の実行委員長をやってみたりだとか、演劇部に入ってみたりだとか、あと暗黒舞踏をやってみたりだとか、近くのところから目標を見つけて、自分の興味を拡げていった結果、自分が何がしたいかわかる、というのが多分私にとって、道なのかなって思っています。しょうちゃん うーん。行きたい大学がどこかっていうよりも、確かに何がしたいか分からないって困りますよね。何がしたいのかってことはぼくもよく考えるんですけど、何かするしかないというか…、やっぱり芸術に限らず、なにがしたいのかっていうのは、だれもがブチ当たる永遠のテーマみたいなものだから、高3でそこまで考えることができるのはすごいなとぼくは思っているんですけど、なにがしたいのか分からないってなったらやっぱり抽象的なことになるんですけど、目の前のことをちゃんとする!とか(笑)、それしかなくて。
サコさん いや~それは大事ですよ。
しょうちゃん だからこそこの大学に来たときに、人文学部、芸術学部、デザイン学部とかいろんなひとが混ざり合うような場所なので、なのがしたいのかわからない時も、友だちとか先輩がしている姿を見て、なにかしたいって気持ちがどんどんできていくのかなって。司会 みんないろんなことにチャレンジしていますが、さっきちょっとゆみしさんの話に出てきた「暗黒舞踏」っていうものを少し紹介してくれますか?(笑)ゆみしさん 京都精華大学の教員の三上賀代さんが、暗黒舞踏を専門に研究されていて、その暗黒舞踏研究会というのに入らせてもらって。アングラなんですけど、白塗りで踊るんです。サコさん これも京都精華大学の特長のひとつで、先生たちがやっている個人活動に、ゼミを超えて学部を超えてそういうところに入れる。暗黒舞踏だったり阿波踊りだったり。
我々がいま質問を受けているヤシロさんの悩みって自分ひとりじゃないんですよね。たぶん誰もがこの悩みを持っていて、しかもここにいる先輩たちもまだ悩み続けていると。なので、とりあえず気になったところに出かけて、そこの先生たちと、あるいは先輩たちと話をするのは本当に大事だと思う。そこから自分の考えをどんどん磨いていくことができるんじゃないかなと思うんですよね。みずきちさんはどうですか?みずきちさん そうですね、私は何がやりたいかわからないのは今でもです。今3年生で就職活動しているんですけど、いまでさえ「ああ、私何がしたいんだろう」っていう気持ちになることが多い。そうなったときは私はとにかく人と話してみます。実際に人の話を聞いていたら、「あ、そういう考えもあるんだな」ってなることがあります。
サコさん さっきもしょうちゃんが言ったように、高校3年生でここまで悩めるっていうのは重要だと思います。先日卒業式があって、ある学生が論文で学長賞を取りました。でも本人はその賞に対して腑に落ちないと言うんですね。自分自身、書いた論文には全然納得がいっていない、と。私がその学生に言ったのは、「問いで始まって、問いが残っているからあなたは賞を取った」。答えはないんですよ。答えがないということは、それに関わっていくということ。関わることは悩むことも多いけど、でもその過程で勉強もたくさんする。いろんな人の意見を受け入れて、また悩み続けてもらう。大学入っても4年生になっても悩みつづける。いつまでも悩むんだよ(笑)。司会 やしろさん、参考になりましたでしょうか。いま、ライブをご覧くださっているみなさんから、“サコさん、シャツかわいい”とかね、“みんなしっかりしてる”とかコメントいただいています。
サコさん そこかよ!
一同 (笑)
司会 ぜひいまご覧になっているみなさん、どしどし質問をお寄せください。では次の質問に移りたいと思います。
高校3年生?イノウエさん より
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- 「自分は要領がよくないので、学校とアルバイトを両立できるか不安です。1年生の間は特に忙しいと聞いたのですが、 両立されている学生の方は多いですか?」
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司会 ゆみしさんどうですか?ゆみしさん 両立している人は結構います。部活をしている私でも、実は今アルバイトをふたつしていて、
サコさん 忙しいな!(笑)
ゆみしさん まあ、できます!演劇部の同期でもやっている人のほうが多いと思いますね。私は実家暮らしで、自分の生活費とか学費は全部親に払ってもらっていて、交通費とか遊ぶお金くらいしか賄えてないんですけど。できると思います!しょうちゃん そうですね。いまぼくは大学から紹介してもらえる不定期のアルバイトのお仕事をしつつ、最近お友だちが働いていたバイト先をそのまま交換するような(笑)。
しょうちゃん 春休みになってから始めたばかりですけど、これから2年生になってどうなるか分からないですが。
1年生は忙しいって質問で仰ってたと思うんですけど、まあ確かに忙しいんですけど、僕の考えで言うと、ぼくは2年生からのほうがめちゃめちゃ忙しいと思っていて、やっぱりそれは自分のやりたいことや考えていることが1年生の授業でどんどん形になっていくから、もっと自分が制作したいという衝動に駆られるんかな、って思っています。
サコさん なるほどなあ~。
しょうちゃん それもあるので、僕は1年生の長期の休みとかで、アルバイトがあれば、ぜひやってみて、未来の制作の衝動に蓄えておくのもありかなと思います。みずきちさん 私は、一年生の間にアルバイトを入れる余裕があったかと言われれば、まあ週1回くらいのペースかなと思っています。私はしょうちゃんとは逆で2年生3年生になってきたら、時間割に余裕が出てくるので、アルバイトは入れやすいなあと。夏休みと春休みが2か月近くあって、その期間でする手もありますし、私は派遣会社に登録していて、働きたいときにシフトを入れることによって作品のスケジュールとかに被らないように管理していましたね。
サコさん バイトっていうのは勉強の一部なんですよね。みなさんと社会との接点になるし、大学の自分以外の自分に出会うことになる。失敗もあって、社会って厳しいんだなあとかいろいろと学んでいくのもあると思います。みなさんのリアルな答えはイノウエさんにも役に立つだろうなと思います。司会 今のに関連してまた質問があるんですけども、
韓国の高校1年生?チャンさん より
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- 「学内でできるアルバイトはありますか」
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司会 ということです。しょうちゃん 僕のしている学内のアルバイトは、オープンキャンパスでスタッフとして働いています。友だちがしているのはノートテイクっていって、何ていうのかな、、サコさん 京都精華大学には様々な障害をもった学生もいるので、そういう方のためにノートを代わりにとる仕事がありますね。ほかにも学内バイト、いろいろありますよね。ゆみしさん 人文学部だったら、1年生の授業にファシリテーターとかチューターとして上級生が、先生のサポートをするアルバイトもありますね。サコさん あとは力仕事だったら食堂のアルバイトもあるでしょう。司会 いろいろありますね。じゃあ次の質問に行ってみたいと思います。
北海道の高校2年生?ゆり子さんより
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- 「最近学校生活で悩んだことはありますか?」
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サコさん じゃあみずきちさんからやな。みずきちさん 今は就職活動。クリエイティブ系の職種で就職活動をすると、自分の作品をまとめたポートフォリオっていうものが必要なんですけど、みんなは3年生の夏くらいにはできあがってることが多いんです。それをもう少し早めに作っていたらよかったな、ってことですね…。サコさん リアルやな(笑)。 じゃあ順番に行こうか。ゆみしさん 悩んだことかあ…。私は1年生にはたぶん多い悩みやと思うんですけど、履修登録で、シラバス読んでも授業内容全然わからん!
サコさん 失礼いたしました!
一同 (笑)
ゆみしさん 先輩からこの授業のこの先生はこういう進め方やで、って教えてもらえるので学生間で情報共有される媒体みたいなものがあればいいなあ。サコさん あのねえ…。すみません、これは先生として答えたい!
一同 (笑)
サコさん 毎年言うんだけどカリキュラムって学年によって変わったりするんですよ。本当はオリエンテーションにちゃんときて、ガイダンスを聞けば、大丈夫のはずなんだけど、それよりも“裏シラバス”とか!裏情報を頼ってやっていくんですよ…。しかもおもしろいのがですね、私が授業をしていて、全然だしていない課題の回答が提出されるんですね(笑)。先輩に事前にもらっているんでしょうね…(笑)。だからそれは駄目ですよ!ちゃんとオリエンテーションにでよう。その年ごとに授業はアップデートされて様子は変わっていくので。で、しょうちゃんはどう?しょうちゃん 悩みですか…。いま春休みですけど、冷静に自分のこれまでの作品をみたら、まだ全然作れて無くない?みたいな。そこで改めて思ったのが、大学は施設設備が充実しているなあと。1年生の時最初何をしたらいいかわからないこともあると思うんですけど、先輩の作品を見てみたり、先生に質問してみたり、せっかく4年間通えるすごい環境があるから、最大限使いたい。まだまだ活用し切れていないな、と思います。サコさん うん。教員は休暇中でも来ていたりするからね。活用してください。司会 ではここでチャットで寄せられた質問をご紹介しますね。
キムラさん より
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- 「学園祭はどんな雰囲気ですか?」
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司会 とのことです。ゆみしさん 学園祭の雰囲気!京都精華大学の学園祭は全部学生が作っているんですね。木野祭とか春華祭とか、お祭りがあって、一番大きいのが11月くらいにある木野祭で。雰囲気は結構自由な感じ。コミケみたいな。その年の木野祭実行委員会がテーマを決めるんですけど、私が経験した2回の祭は、でっかいステージが2つ立って、バンドも学生が呼んでくる。いろんなひとが、自分のお店を出したり出し物をしたり、自由度が高いとわたしは思います。他の大学よりも。みずきちさん ハンドメイドのものがたくさん販売されていますよね。これはやっぱり芸術系の大学だからこそかなあ。しょうちゃん 高校3年生の時は存在を知らなかったので、前回が初めてだったんですけど、思ったのは…“異国”?
一同 (笑)
しょうちゃん いつもの大学と違う…。違う国に来たみたい。普段と違う様子の知人がたくさんで。でも普段あまり接点がない人でも話しかけやすい雰囲気というか。いい機会だと思います。サコさん 我々教員から見ても、普段の学生のエネルギーと違うエネルギーが出ているのがわかる。外から見ているだけではしょうもない“おまバン(おまつりバンド)”っていうのがあるんですけど…。なぜか私ゲストで出ているんです。なんのゲストか分からないけどほんとにしょうもない!(笑) でも、私はそのリハーサルに立ち会ったときそのエネルギーに本当に驚いた。まず企画力。時間の仕切り方、そのすべてがすごいんですよね。クリエイティビティがあるなと。作品のクオリティもあるんですけど。
これは個人的な話で、フランスの日本研究者でコスモス(国際)賞も取ったオギュスタン?ベルクという人がいるんですけど、この人がたまたま日本に来た時セイカの学祭にきて、学生の作品を購入したんですね。その後本人から“こんな素晴らしい学生をもっともっと大切にしてください”という手紙がきたんですね。それくらいセイカの学祭っていうのは学生たちのエネルギーが感じられますね。司会 卒業生の方から「のびのびしてて楽しかったです」というコメントが来ています。
一同 (笑)
司会 みなさんそれぞれたくさんの思い出があると思います。ではつづいてチャットできた質問を紹介していきます。
手羽イチロウさん より
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- 「みなさんが感じる京都精華大学の魅力ってなんですか?」
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みずきちさん わたしが思っている京都精華大学の魅力は、自由できままでのんびりしていることです。高校生のときにたくさんのオープンキャンパスに参加したんですけど、ほかの大学と比較しても自由でのびのびした雰囲気を感じて、ここなら4年間過ごせる!と思って入学しました。入ってからもそれは変わらず、ひとりでいても全然気にならないし、自分がいたいようにいれる場所だなと感じています。
サコさん ありがとうございます(笑)。しょうちゃん 魅力かあ。さっきも話に出しましたけど、自然と都会とのバランスがいいと思います。大学からのアクセスの話になりますけど、河原町とか出町柳にもすぐでられるし、でも自然も豊かで、何ていうんでしょう。両立感?実家から通っていて、1時間くらいなんですけど、電車のなかでその一日を振り返れる。
しょうちゃん 小旅行感覚で自然とのバランスがいいなと思います。ゆみしさんはどうですか?ゆみしさん 学部間、専攻間での壁を感じないところかなあ。私は文学専攻やけど歴史のことも社会のことも勉強するし、学部超えて映像とか画像の編集とか、人文学部でも他学部の専門をちょいちょい摘まんで、自分の分野に活かせるというのは、京都精華大学の魅力なのかなって思います。
イノウエさん より
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- 「在学中にやりたいことや、自分の絵柄が見つかるか不安です」
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司会 みなさん自分の個性を出すために工夫していることとか、入学後に発見した自分の個性とか、なにかありますか?しょうちゃんはどうでしょう?しょうちゃん 自分の絵柄や個性っていうのは入学してからすごく悩みました。自分の持ち味ってなんだろうって今も考えています。授業のなかでは感覚的に手を動かしたり、体を動かしたりすることが多くて、その時に、先生に言われたのは、自分が心地いいと思う線とか形を見つけられるか、が大切ということ。新しいやりかたを追求していく過程で見つかっていくのかなと思います。先輩はどうですか…?みずきちさん 私も自分の絵柄を持っていないんじゃないかと思うこと、ありました。先生や友人に「みずきちの描く絵って眼が特徴的だよね」とか「前の作品にはこういう雰囲気があったけど、今回の作品とも共通点あるね」と言われて、これは自分独特の雰囲気なのかなって気がついた。それを大切にして自信をもって表現していくことで、自分の画風にもつながっていくんじゃないかなって思いますね。サコさん 私が担当している授業のゲストとして客員教授の内田樹さんが来るんですけど、個性を意識しすぎて、面白くない学生が増えてきていることがすごく怖いと言っていましたね。でも実は個性っていうのは意識しないものなんですね。意識して出すものは個性ではなくて自分の役割なんですよね。そこは大変重要なことです。意識せず描いていたら毎回出てくるものとか、それが誰にも言われない自分の個性だと思うんですよね。それに気が付くのは後になってからかもしれない。ポートフォリオを作って見返したときに気が付くかもしれない。それが個性というものかなと思います。ゆみしさん 私も自分の文章とか、演劇の演出とか分からないんですよね…。サコさん よくありがちな芸術系大学に行くと、“個性”とか“らしさ”に縛られて逆に不自由になってしまう。それが本当に多いなと内田さんとそんな話が出たんですよね。
相田みかこさん より
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- 「大学に入学する前の今の春休みにやっておくといいと思うことは何ですか?」
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サコさん なるほど~あと2週間ですけれども(笑)。
島本さん みんな振り返ってみてどうですか?ちょうど今くらいの時期ですね。
一同 何してたかな~?(笑)
サコさん いちばん近い思い出がある、しょうちゃんからいこうか(笑)。しょうちゃん 僕は結構ボ~っとしちゃってたりしてましたけど、おすすめは、どこか行ったことのない所に出かけてみてほしい。僕は高速バスとかで出かけることを高3の時にやっていました。別に遠い所じゃなくてもよくて、自分の行ったことのない所で、例えば路地に入ってみるとかでもいいんですけど、せっかく入学前の春休みなんだし、卒業した自分へのご褒美で、全然違うところに行ってみて違うものをみて、いいなと思ったものを写真に撮ってみるとか、そういうことがいいと思います。僕は旅をオススメします!
サコさん どうですか、ゆみしさん。ゆみしさん 今しょうちゃんの話聞いてたしかに旅いいな~と思いました(笑)。 やっぱり行ったことのない場所に行ってみたらいいなと思いますね。見てわかることとかあると思うし、やっぱり行ってみるのはいいと思うな。
サコさん なるほどね、みずきちさんは?みずきちさん そうですね、私は大学に入ったらやりたいことリストを作るのがいいと思います。
一同 すごい!なるほど!
みずきちさん 大学っていうのは、今までの中学、高校とまでは違って圧倒的に自由な時間が増えます。そこでいきなり自由な所にほっぽり出されると、「ええ、何したらいいんだろう?」という風になることは結構あると思うので、もう絶対これやりたいってことを箇条書きにして作ってみると迷わないんじゃないかなって。
一同 おお~、おもしろい!いいね~。
サコさん いいね、私もしてみたい(笑)。司会 では、次はこれまでとは違った角度からの質問を。
一同 え、何だろう、ドキドキする(笑)。
ニコラスフラメルさん より
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- 「食堂のオススメメニューを教えてください」
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一同 よかった(笑)。
司会 みなさんどうですか?みずきちさん はい!私がオススメなのは「唐揚げラーメン」です。食堂に行ったら、絶対たのんでしまうというくらい、美味しいのでオススメです。
サコさん なるほど、しょうちゃんは?しょうちゃん 僕は「チキン南蛮」がオススメ。
一同 あ~!(笑)。
しょうちゃん タルタルのソースがゴロゴロじゃない。けっこうサラサラしてる。
一同 そうそう!
しょうちゃん それが初めて出会うチキン南蛮で、この出会いでめっちゃ好き度が深まっちゃって、うん、オススメです!ゆみしさんどうですか?ゆみしさん 私はお金が有るときと無いときで違うんですけど、お金が有るときは、「とり天おろしポン酢」がめっちゃオススメです。衣が美味しい。お金無いときは「山菜そば」をよく食べています。美味しい~。サコさんは食堂で何食べます?サコさん 学食にチキンのバリエーションが多い。それと、うどんとかそばはベジタリアン系の人たちもオススメ。もう少しお金があったらレアタというセイカの学外食堂があって落ち着いて食べたいときに行きます。そこだと豪華なセットメニューが出てくる。そこのオススメは「チキンの塩焼き」が、いちばんのオススメ。ロングセラーです(笑)。
韓国人留学生の方 より
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- 「今、入国禁止によって今後どうすればいいかわかりません。1年休んだほうがいいですか」
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島本さん (厳密には)ビザの関係で制限がかかっている状況です。こちらは個別にメール等でも改めて連絡する予定ですが、サコさんから留学生にアドバイスをいただけますか?サコさん そうですね、まず留学するというのはひとつ大きな決心で、特に自分の国以外で勉強していくと決めて留学を決心してからの一日一日は大事だと思うので、今の世界の状況のなかで動かないほうが良いとアドバイスはあると思うんですが、私としては多少遅れても大学に来て一日でも早く大学に慣れていって、大学の勉強とはどんなものか、特に自分の国と違う角度からの勉強になるから、(1年待つより)遅れても来たほうが良いとアドバイスしたいと思います。
留学生の方 より
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- 「日本人学生と留学生の交流はどうですか?」
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島本さん といった質問もあるんですが、これはどうでしょうか。サコさん じゃあこれは私から。京都精華大学では留学生が多くて、全体の約20%くらいです。だから(学部?大学院合計)600~700人の留学生がいます。そのなかで私たちがとっている制度がふたつあって、ひとつは留学生はお客さんじゃないということ。だから留学生だけの特別な窓口があるわけじゃなくて、留学生も日本人学生も同じ窓口に行ってもらう。例えば「学生支援チーム」であったりあるいは「教務チーム」のこと。もうひとつは「ic-cube」という場所があって、ここで留学生と日本人学生が交流できる。ic-cubeの活動が料理ばっかり作っていた時期もあったけど(笑)。でもね、料理から入るというのはすごく大きくて、お互いの国の味を食べながら、いつのまにか作品の話になって交流が生まれている。そこに教員や職員が参加していたりする。クラスや選択授業によって留学生と関わる頻度は違うと思いますがみなさんの個人的な見解はどうですか?
みずきちさん 映像専攻にもマダガスカルから来た留学生がいるんですが、その子と普通にしゃべって作品どんなの作ってるの?とか、国ってどんなところ?って聞いたり、自然と交流できる雰囲気はありますね。
サコさん しょうちゃんは?
しょうちゃん 僕は留学生のかたはすごいと思っていて、日本語を勉強しつつ、自分のやりたいことも追いかけるのってすごい決心やなと思ってて、僕自分の立場やったらできるかなって。そう思ったときに留学生のみんなはやっぱり芯が強いというか、日本に来て学ぼうと思うくらい意志を強く決めて来てるんで、僕もちゃんとしな、負けてられへんわ!って。
サコさん それは大事ですね!
しょうちゃん 留学生のみんなは、友達やけどライバルでもあるし、めっちゃ尊敬している。
一同 (うなづく)
しょうちゃん どうですかゆみしさん。ゆみしさん 大学がいろんな催し物をいっぱいやっていて、私はよく顔を出すです。ic-cubeでもたこ焼きパーティーとかやっていて、なんか1か月に1回くらいたこ焼きパーティーしてるんですけど(笑)。
サコさん 日本にはたこ焼きしかないんかい!(笑)
ゆみしさん けっこうそういう機会があるのでいいろんな催し物に顔を出してみると、しゃべれる友人が増えるんじゃないかなって思います。司会 学内にic-cubeという国際交流をする場所を用意していますので、みなさんも入学したら是非訪れてみてください。実は予定していた時間が早くも来てしまっているんですけれども、たくさん質問もしてくださっているので、もう少し続けていきたいと思います。では、もうひとつ質問が来ています。こちらは事前にいただいた質問なんですが、これはちょっとサコさんに聞いてみたいなと思います。
芸術学部の在学生 より
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- 「京都精華大学に新しい学部ができますが、再編成の先にどんなビジョンを描いていますか?」
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サコさん 京都精華大学は昨年度に50周年を迎えて、50年の節目にはこれから先の50年のビジョンを立てなきゃいけない。セイカ大学の理念を振り返ってみると、いくつか達していない、発展途上のものがあると思うんですね。それは世界あるいは地域の課題とかに寄与していくということ。ここで育った人間は、狭い範囲で物事を考えるのではなく、その人たち自身が社会変革できることをめざしています。実は、セイカ大学は80年代くらいから海外プログラムなどかなり先進的にいろんなことを行っていた。形をいろいろ変えながら改善してきました。今回は思いきって人文学部を、私は発展的改組と呼んでいるれども、人文学科を残しながら肉付けをして、そこに国際文化学部を作る。今回のコロナウィルスでもみなさんわかったと思うんですが、こんなに社会は崩れやすいんだと。お互いに不信感しかないんですよ。そういったことをどのように理解していくのかは大事かと思ったんですね。なるべく学校にいる間にたくさんいろんなものを経験してほしい。もうひとつは365体育博彩_365体育投注【中国科学院】という学部ができます。今、どんどん新しい技術がうまれていて、AIやIoTであったり。そういうものを使ってプラットフォームをつくるひとを育てます。先ほど大事なことを言っていたんですけど、学生たちが授業の内容を共有できればいいな。こういうのってこれからうちの大学で作れる人間が増えてくるし、当然Facebookみたいなものも作れる人間がでてくる。プラットフォームは情報をどう整理して、届けられる場所にちゃんと届けていく。これは精華大学から作っていこうという形で、このポピュラーカルチャー学部も発展的改組。という形でやっていくと。もういっこね、在学生であろうが新入生であろうが、精華大学で大きく変わるのが共通基盤教育。みんなが精華大学生であれば最低限こういうような力を持って社会に出て欲しい。というものをどんんどん増やしていこうかな。と思っています。自分の専門以外のマイナー科目というものを選択することができる。人文の学生が芸術の授業を履修することができる。
一同 へぇ~。司会 ね、みんなでこの京都精華大学を作り上げていきましょう。じゃ、もしかするとこれが最後の質問になるかもしれませんが、チャットで寄せられた質問です。
AK hirokiさん より
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- 「普段の授業はどんな感じですか?」
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ゆみしさん 私が受けてる授業は先生のキャラクターがけっこうなんか濃い(笑)。
一同 あ~!あるある(笑) 。
サコさん おいおい、みなさん(笑)。
ゆみしさん 大学の先生は京都精華大学に限らず濃いと思うんですけど、いい人はかなり多いと思います。先生が一人でしゃべっている授業もありますけど、生徒から質問が飛び交う授業もありますし、本当にさまざまな授業があるので楽しいと思います。
しょうちゃん 僕はデザイン学部にいるので、デザイン学部の授業のお話をしようと思うんですが、1年生の授業を振り返ると、さっきも質問してくれた「自分の絵柄見つかりますかね」って言ってくれてた人に、心地いい線とか形を見つけるのがいいと思いますって言ったと思うんですけど、そういう授業が多くって、感覚的にこれは自分が心地いいのかなとか、決められたデザインのこいう手順がありますって授業はもちろん教えてくれるんですけど、それだけじゃなくて、自分の知らない自分っていうのを気づかされてくれるような授業が多い。これからもあると思うんですけど。自分が気づけてなかったこととか発見できてなかったけどこれってすごいよな。これってすごい発見やなというような。あとは自然が多いのでそういうところで、マイナスイオンを浴びながら(笑)。
一同 (笑)
しょうちゃん 鹿もいるんですけど(笑)。鹿に会いに行ったり!そういう風になんかのびのびとしてて、僕にとってはめっちゃ自由で、広すぎてまあ怖いとこもあるんですけど、でも追及しがいがあるのでそれが楽しいなと思っています。みずきちさんは?みずきちさん そうですね、私は制作する授業と講義を受けるような授業とがあるんですけれども、講義の授業では講義を受けたことが制作のヒントになったりすることもあるので、制作の授業だけじゃなくて、講義の授業を受けることはすごい大事だなと思っているし、さっきしょうちゃんが言ってくれた、自分にあってるものを発見する、という面では、芸術学部のお話になるんですけど、さっき学長がおっしゃった体幹授業というのがあるんですけど、その授業では不思議な課題をいくつもやって。例えば、私が印象に残っている授業では、壁を作る授業があって、授業で壁を作るってなんだろう?って思って、最初すごい戸惑っていたんですけれども、そういった不思議な課題を1年間やり続けていたら、専門性にとらわれずにアクティブにいろんなことに挑戦していくことが自分の発見につながるなって感じていて、それはとても印象的な授業だったかな。と思っています。
ゆみしさん へぇ~、やりたい~!体幹授業。
サコさん なんかね~石触ったり、目隠ししたりとか、いろいろやっていましたよ。あれ(体験や経験)は大事なんですよね。司会 では、そろそろこのライブ配信、「学長や先輩に聞いてみよう-公開質問会-」も終わりにしていきたいのですが、最後にみなさんから今日これをご覧くださっているみなさんに、一言ずつメッセージをいただければと思います。
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- みなさんへのメッセージ
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サコさん じゃあ最後は学年順に行こうか。しょうちゃん はい。高校生のみなさんとは一番歳が近いと思うんですけど、ぼくも進路を選ぶときはとても迷って、いろんなところに行ったり、話を聞いてみたり、とりあえずなにかしてみたりいろいろしてみたんですけど、これから自分が何をしたいのか、考える機会があれば考えてもらって、またオープンキャンパスとかで実際に足を運んでもらって、京都精華大学の異国らしさや(笑)、アットホームさ、のびのびとした姿を見に来てもらえたらと思います。ありがとうございました。ゆみしさん はい、私も紆余曲折あって京都精華大学を選んだ学生のひとりなんですが、いろんなことに挑戦し続けているんですが、その過程でなにか自分のやりたいことを見つけるっていうのが、道だと思っているので、もし会ったらよろしくお願いします。今日はありがとうございました。みずきちさん 私が高校生のときに思い浮かべていた、こうなるであろうという場所からは、いい意味で全然違う場所にいるので、それは大学に入って興味の有る無しに関わらずとにかくいろんなことに触れたからこういう結果になったんだなと思います。予想外のことに自分の将来を大きく変えられることはあるので、高校生のみなさんはいろんなことに触れてみてほしいなと思います。本日はありがとうございました。サコさん はい、今回ね、こういう形で我々は高校生と語り合いながら、我々自身もお互いに発見しながら、私自身も非常にいいチャンスとしてみなさんとお話しができました。高校生は、特に3年生であれば第一歩は大学に進学してくださいと、これをおすすめしたい。これは京都精華大学であろうが他大学であろうが、まず大学に行くことをおすすめしたい。大学というのは高校と違って、本当に自分と向き合える場所です。そういった意味で、どの大学にするのか、自分の将来にどういったビジョンを持つのか、というのはかなり悩みがあると思います。大学にはそれぞれ特徴があると思うんだけど、大学を選ぶ際には、ぜひその大学のビジョンを読んでほしいなと思います。京都精華大学はどういうビジョンを持ってどういう学生を育成したいのか、というのを確認してほしい。私も1年生の学生が4年生になったときその変化に本当に驚くんですね。そういった変化を求めているひとはぜひ京都精華大学に進学してほしいと思います。ほんとに今日楽しかったので、こういう形でまた高校生と出会えればいいなと思います。司会 はい、では、今回の企画では今日ご紹介しきれなかったたくさんの質問を寄せていただきました。今回時間内に回答できなかったご質問もたくさんありますので、そちらにつきましては、京都精華大学のホームページで回答したいと考えています。もっとこんなことを聞きたかった!という方はですね、ぜひウェブサイトのトップページに「話そう、セイカと」というのがありますので、そちらをご覧いただいて、気になる質問をクリックしてみてください。一番下のリンクから質問することもできます。京都精華大学では表現するひとを応援します。今日の内容が、みなさんの進学にとってなにか少しでも参考になればうれしく思います。ありがとうございました!一同 ありがとうございました~!!
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