京都精華大学では、公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」に、独立研究者の森田真生さんをお招きし、講演会「遊びながら考える」を行います。
本講演は学内?一般の方にも参加いただけます。
京都精華大学アセンブリーアワー講演会
アセンブリーアワー講演会は京都精華大学の開学した1968年から開催している公開トークイベントで、これまで約50年間継続してきました。分野を問わず時代に残る活動や世界に感動を与える表現をしている人をゲストに迎え、年間6~8回の講演会を開催しています。
京都精華大学 アセンブリアワー講演会
「遊びながら考える」
講師:森田真生氏(独立研究者)
● 開催日時:2022年11月24日(木)16:20~17:50
● 会 場:京都精華大学 明窓館 ※オンライン配信は行いません
(事前申込制?無料?先着順)
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この講演会では、文化人類学者のデヴィッド?グレーバーが論じた「ゲーム(game)」と「プレイ(play)」の違いの議論を起点に、「遊びながら考える」という道の可能性について考えます。
グレーバーの定義をひとことで述べると、「ルールを守らなければ成り立たないのがゲームなのに対し、ルールを破り、逸脱し、ときに新たに作り直していくこともできるのがプレイ」だと言えます。
子どもの遊びや、数学的思考における遊び、あるいは言葉の遊びなど、様々な遊びの事例を取り上げながら、そこに隠された学びの魅力や可能性について、森田さんと一緒に考えてみませんか?
ご参加をお待ちしています。
プロフィール:森田真生(独立研究者)
1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究?教育?執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。著書に、『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵?脇坂克二/福音館書店)など。2022年9月15日に『偶然の散歩』(ミシマ社)が刊行された。
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