京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:澤田昌人)では、一般の方もご参加いただける公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」を開催します。
本講演会は、京都精華大学創立55周年とマンガ教育50周年を記念して企画しました。マンガ家のこうの史代さん、しりあがり寿さんをお招きし、本学マンガ学部教員の吉村和真がお二人に問いかける形で、鼎談「“マンガと芸術って、どうよ” ~「自由の学び舎」で考える~」を行います。みなさまのご参加をお待ちしております。(現地取材可)
【京都精華大学創立55周年記念?マンガ教育50周年 アセンブリアワー講演会】
「“マンガと芸術って、どうよ” ~「自由の学び舎」で考える~ 鼎談:こうの史代×しりあがり寿×吉村和真」
● 開催日時:2023年10月26日(木)16:20~17:50
● 出 演 者 :こうの史代(マンガ家)
しりあがり寿(マンガ家)
吉村和真(本学 マンガ学部教員)
● 出 演 者 :こうの史代(マンガ家)
しりあがり寿(マンガ家)
吉村和真(本学 マンガ学部教員)
● 会 場:対面(京都精華大学 明窓館) / オンライン
● 申 込:事前申込制(締切:10/24 正午)
● 料 金:無料
● 申 込:事前申込制(締切:10/24 正午)
● 料 金:無料
マンガは芸術か、どっちが上なのか、いや「上」って何なの、いやいや二つを並べて何が見えるの、そもそも「マンガ」と「芸術」の定義って…と、考え出すときりのない問いに、あなたはどう向き合いますか。
そこで、マンガ家として幅広い表現活動に取り組む、こうの史代さんとしりあがり寿さんをゲストに招き、本学マンガ学部教員の吉村和真が二人に問いかける形で、このテーマを掘り下げます。
「学問?芸術によって、人類社会に尽くそうとする自立した人間の形成」を使命に持つ、京都精華大学の明日を展望するために。この鼎談、どうよ。
出演者プロフィール
こうの史代(マンガ家)
1968年広島市生まれ。1995年「街角花だより」でデビュー。2004年発表の『夕凪の街 桜の国』でメディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞を受賞。07~09年発表の『この世界の片隅に』でメディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。12~13年発表の『ぼおるぺん古事記』(1~3巻)で古事記出版大賞稗田阿礼賞を受賞。他の著作に、『ぴっびら帳(ノート)』、『さんさん録』、『平凡倶楽部』『日の鳥』『ギガタウン』など多数。
しりあがり寿(マンガ家)
1958年静岡市生まれ。1985年『エレキな春』でマンガ単行本デビュー。独自の作風で注目される。幅広いジャンルの著作多数。2011年『あの日からのマンガ』でメディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。近年は美術の領域にも制作の幅を広げ、2018年「ちょっと可笑しなほぼ三十六景しりあがり寿北斎と戯れる」展、(すみだ北斎美術館/2022年に小学館より作品集を出版)、2020年「古典×現代2020時空を超える日本のアート」(国立新美術館)などの展覧会にも出展している。
吉村和真(本学マンガ学部共通教育 教員)
立命館大学大学院博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て現職。専門は思想史?マンガ研究。主な著作に『「はだしのゲン」がいた風景—マンガ?戦争?記憶』(2006年)、『差別と向き合うマンガたち』(07年)、『マンガの教科書—マンガの歴史がわかる60話』(08年)、『障害のある人たちに向けたLLマンガへの招待—はたして「マンガはわかりやすい」のか』(18年)、『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 マンガ?スタディーズ』(20年)、『マンガノミカタ—創作者と研究者による新たなアプローチ』(21年)など多数。2001年の日本マンガ学会設立、2006年の京都国際マンガミュージアム開館を担当するなど、マンガ研究のための環境整備に取り組む。近年は、高知県、横手市、北栄町、熊本県といった自治体のアドバイザーや各種委員、鳥取県、淡路市らが主催するマンガコンテストの審査員など、これまで蓄積してきた研究成果の社会還元を進めている。
京都精華大学のマンガ教育
京都精華大学のマンガ教育は短期大学時の1973年、美術学部デザインコースのマンガクラス開設に始まります。その後も、2000年に日本初であるマンガ学科を開設、2006年にはマンガ学部開設?国際マンガ研究センター設立?京都国際マンガミュージアム開館、2010年マンガ研究科開設と、常に世界のマンガ教育?研究の先駆者であり続けてきました。
京都精華大学アセンブリーアワー講演会
アセンブリーアワー講演会は京都精華大学の開学した1968年から開催している公開トークイベントで、これまで約50年間継続してきました。分野を問わず時代に残る活動や世界に感動を与える表現をしている人をゲストに迎え、年間6~8回の講演会を開催しています。
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