本学卒業生で、現在ニューヨークのクイーンズ美術館で学芸部ディレクター?キュレーターとして活躍する岩崎仁美さんをお招きしたイベントが11月21日(水)に開催されました。岩崎さんは卒業後初めて訪れたというキャンパスで、在学生の作品講評や講演会を行いました。
在学生を対象に事前募集された6名の作品講評は、それぞれの学生の実習室で行われました。学生たちは自身の作品を前に岩崎さんにプレゼンテーションを行い、そこから講評と質疑応答が行われました。コンセプトや表現手法など、深く掘り下げて行われる作品講評から、学生たちも作品をさらに深化させていくヒントを得ることができました。
作品講評の後には「岩倉からニューヨークまで」と題した講演会が開催されました。岩崎さんがクイーンズ美術館でキュレーターとなるまでの道のりや、企画された展覧会の内容を中心に、現代の社会状況と現代アートとの関わりなどについてもお話されました。たくさんの在学生が岩崎さんのお話に耳を傾け、芸術やキュレーションの役割について考えるイベントとなりました。
※資料
クイーンズ美術館や岩崎さんがこれまで企画された展覧会などについて以下でお読みいただくことができます。