マンガ学部キャラクターデザインコースの在学生8名と卒業生4名が、京都信用金庫と連携し、同庫が発行する「2025年卓上カレンダー」を制作しました。
各月を1名ずつが担当し、カレンダーには京都、大阪、滋賀の名所を舞台に、四季折々の風景が展開されています。
制作にあたり、まずは指導教員の小川 剛と在学生?卒業生のチームでミーティングを行いました。カレンダーのタイトルはキーワードを出し合って「彩りちとせ」と命名。それぞれアイデアを持ち寄り、テーマや構図などを相談し合ってどの月を担当するか決定しました。
いただいた資料からラフを作成し、舞台となった寺社仏閣などからも実際にアドバイスを受けながら、アイデアをふくらませて作画に挑みました。
また、表紙は特別ゲスト、堀口悠紀子さん(アニメーター?イラストレーター)が担当。アイデアを出し合うミーティングから参加してくださり学生たちとも交流を持ってくださいました。
本学にて納品会を実施
12月5日に行われた納品会では、京都信用金庫のご担当者さまに向けて、それぞれの工夫したポイントも披露しました。
「祇園祭を担当しました。画面には、山鉾と神輿を同じ風景のなかに描いています。実際にはありえないことなのですが、できるだけたくさんの魅力を伝えたいと思い、自由な発想で構図を工夫しました。(4年生 細野菜々美さん)」
「私は普段、キャラクターを中心に描いています。背景の作画は慣れず苦労しましたが、テーマから想像をふくらませて描くのは得意。見た人に楽しんでもらえるよう、考えながら制作しました。(3年生 関本歩華さん)」
カレンダーは京都信用金庫の各店舗にて3万部を配布予定です。
細部までこだわって描かれていますので、お手に取られた際はぜひゆっくりご覧ください。
2025年卓上カレンダー「彩りちとせ」
● コメント:小川 剛(キャラクターデザインコース教員)
長年、四季折々風光明媚な絵画作品が並ぶ本プロジェクトの系譜を引継ぎつつ、本年はファンタジックな要素を加え、デジタル作画も織り交ぜることといたしました。タイトルには京都?大阪?滋賀が有する多様な名所、作家が描く多彩な表現?技法を「彩り」に込め、悠久の地であることを可愛らしくひらがな表記で「ちとせ」に込めました。
長年、四季折々風光明媚な絵画作品が並ぶ本プロジェクトの系譜を引継ぎつつ、本年はファンタジックな要素を加え、デジタル作画も織り交ぜることといたしました。タイトルには京都?大阪?滋賀が有する多様な名所、作家が描く多彩な表現?技法を「彩り」に込め、悠久の地であることを可愛らしくひらがな表記で「ちとせ」に込めました。
また、ご縁あって特別ゲストとしてアニメーター?イラストレーターの白身魚(堀口悠紀子)さんにもご参加いただき、愛らしい表紙を担当いただきました。
美麗な風景、凛と佇む建物、中にはクスッと笑顔になるものなど各月お楽しみいただければ幸いです。
美麗な風景、凛と佇む建物、中にはクスッと笑顔になるものなど各月お楽しみいただければ幸いです。
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